ポスティングは新聞折り込みとは違い、ターゲットを絞って配布することができるという特徴があります。
そのため新聞を取っていない世帯への配布が可能となり、地域あたりのカバー率は高く、7~8割のお宅配布することが可能です。
ただし手にとってもらえても、必ず見てもらえるとは限りません。
手に取った瞬間に自分にとって必要な情報かどうかを瞬時に判断され、即ゴミ箱行きというチラシもあるのが現状です。このようなことにならないように、少しでも必要としている人に見てもらわなければいけません。
はじめてポスティングを利用する方に費用対効果を上げるための3つのポイントをご紹介させていただきます。
チラシを工夫する
ポスティングされたチラシはその家の住人の誰かに一度は手に取ってもらえることができ、そのチラシ広告が、興味があったり得する情報であれば、目にとまり購入や来店したりするきっかけとなります。
そこで目にとまるチラシにするためのアイデアが重要となります。
ポスティングでは、チラシだけに限らずパンフレットやマグネットなどポストに入るものなら様々なものが投函可能です。
そのため費用対効果を上げるために、お得なクーポンを付けたり、招待状のような高級感のある封筒にいれたり、チラシが面白い形をしているなど郵便受けから手にとってみたときに、インパクトがあって興味をひくアイデアで集客力アップさせることもできます。
ポストから手にとった瞬間にそれらの文字が目に飛び込むようにチラシのキャッチコピーやその商品のおすすめポイントなどを、一目でわかりやすくチラシにレイアウトすることです。
そのようなチラシのキャッチコピーやレイアウトで、反響をあげることは可能なんです。
戦略的にターゲットを狙う
ポスティングで重要なのは届けた人の手に届けるるということです。
エリアや建物の指定などを利用してターゲットに合わせた配布を行わなければなりません。
例えば、住宅販売のチラシは、持ち家か分譲マンションに住んでいる方がターゲットとなります。
賃貸物件のマンションの郵便受けに投函しても集客効果はありません。
そこで、商品やサービスを提供したいターゲットが住んでいる地域の選定が重要なポイントになります。
地域密着型のお店の場合であれば半径500m~1㎞圏内のお宅にポスティングを行うと反響がアップするという調査結果があります。
費用対効果を上げるためにはマーケティングをしっかり行ったうえでの配布が重要となります。
ポスティング会社選び
できるだけ確実に費用対効果を出すためには、依頼する業者選びも大切です。
価格面だけではなく、各社の特徴を考慮したうえで、ポスティング業者を選ぶようにしましょう。
業者によって、料金もサービス内容も異なります。
また管理体制や配布形態、配布対象地域なども異なります。
この作業は人が一軒、一軒投函する手作業です。ゆえに仕事の性質から考えても、あまりにも安い料金を提示してくるような業者には注意が必要です。
なぜそこまで安価なのか、理由を確認しておいた方がいいでしょう。
どのような配布方法なのか、その配布方法で費用対効果は得られるかを重視することは避けましょう。
昔からある宣伝手法のひとつですが、昔に比べて最近のポスティングの品質は高く、注目すべきマーケティング手法です。
そのため一般的な人が持つただチラシを配るといったイメージで集客を期待すると、高い費用対効果を得るのは難しいでしょう。
チラシの作成、ターゲットを狙った配布、各業者の特徴に合わせた会社選び、この3つをおさえてポスティングでの集客を成功させましょう。