弊社、ワールドポストネットも本社をおく、大阪市浪速区ですが、大正14年に「南区(現中央区)」から分区によって創設されました。その後、昭和18年に南区・西区・天王寺区・西成区との間で区の境界を調整し、現在の区域となりました。
区の面積は4.39㎡と大阪市で最も狭い行政区ですが、日本一面積の小さな行政でもあります。
人口は77.552人 大阪市24区中22位の人口です。 近年はファミリー向けのタワーマンションなども増えており人口は増えつつあります。
小さな行政区ですが、大阪市のほぼ中央に位置し 堺・和泉・和歌山・神戸・奈良方面への交通路にあたるなど立地条件に恵まれています。このため古くから中小企業地域として発展してきました。
三重県や名古屋と大阪市を結ぶ近鉄難波駅、大阪市内各所へ通じる大阪メトロなんば駅、奈良方面へも通じるJR難波駅、兵庫県西宮方面へ向かう阪神大阪難波駅など、遠方への交通路が充実しています。
浪速区では長い歴史をもつ「大阪木津卸売市場」や「でんでんタウン」など市内でも有数の商業地やまた大阪のシンボル「通天閣」「ジャンジャン横丁」がある新世界など庶民の町として親しまれています。
一方関空や地方都市をつなぐ交通拠点と商業機能を持つ「OCAT」音楽ホール「なんばHatch」などから構成される「港町リバープレイス」こちらは川沿いに飲食店などもありおしゃれで人気のスポットです。
都会のオアシスとしての魅力を備えた「なんばパークス」など新たな商業スペースが整備され賑わいをみせています。
また十日戎で賑わう、今宮えびす神社など由緒のある神社仏閣も数多くあり文化教育、スポーツ施設も充実しています。
ここ、なんば元町にも瑞龍寺という大きくて立派なお寺があります。別称は鉄眼寺と呼ばれ、なんと龍・人魚・河童のミイラを所蔵していることでも知られているそうです。
昭和20年(1945年)3月13日の大阪大空襲で全焼し、その5年後には本堂を木造で再建(のちに鉄筋コンクリート造で再建)され今でも美しい建造物です。
そしてなんばといえばでんでんタウンを思い浮かべる方も多い思います。
日本橋でんでんタウンは、もともと古着や古書の販売店が軒を並べていたちいなさ街だったそうで
それが電気屋街となって、数十年で大阪を代表する繁華街に成長しました。休日ともなれば、堺筋の歩道は両側とも歩く人の波で埋め尽くされています。
東京の秋葉原と並び電化製品小売り店や、コスプレやメイドカフェ、漫画本やフィギュアなどを扱う店が密集する通称オタロードとも呼ばれる通りもあります。
みなさんもぜひ、都会と下町が両方健在する大阪市浪速区へぜひお立ち寄りください。